国民に見せたいのはただやっているところを見せるだけ!
日本の感染対策は初めから間違っていた。
武漢からのチャーター機による日本人救出?作戦を国内向け
に派手に演出し、返す刀で中国側にはマスクその他の援助物資を届けて
友好の証を見せ付けた。
おかげで中国人はすっかり日本のやり方に感激したとか。
しかし帰国組は中途半端な政府の主導で曖昧な療養?生活を強いられた様である。
陰性だった人が陽性になったり、全体として
ウイルスを抑えるための統括案が全く存在しないようだった。
さらにこれにワをかけたのは客船ダイヤモンド・プリンセスの
4000人余りの観光客とクルーズ乗組員に対する管理が
うやむやで客船そのものがウイルス培養船になったことだ。
そのうち少なくとも5人は死亡し、乗組員のうち80人は陽性であることが判明した。
クルーズ船に客が乗り込む場合も形式的仕分けの入り口が
設けられているだけで滑稽であった。
入り口が二つでも同一のホールにすぐ合流してしまうのでは何の意味もないだろう。
こうして1ヶ月あまりを陰性でもウイルス保持者?と
非保持者が同一の狭い空間に押し込められていれば感染するのは時間の問題だ。
27日ようやく乗客が全員船外に脱出できた様だが
こんな1ヶ月近い人権無視のクルーズ船への閉じ込め策は
日本政府の無能ブリを露見させ、世界のメディアの笑いものになっている。
この愚策に懲りもせず、安倍政府は先月末、今度は公立学校の一時的閉鎖を決定、
突然の決定に日本中が動揺したばかりか、公的機関も
3月25日まで閉鎖となっているらしい。
安倍氏の決定は社会を動揺させ、心ある人たちの怒りを大いに買っている。
同調好きな日本人の中には黙々と従う御仁もいるかもしれないが、
国民に対するパフォーマンスを見せたい安倍晋三氏の心つもりはお見通し。
論議もせずいきなり市民生活が制限され、また国会では予算案が一方的に決定されることには
毎度のこととはいえ辟易してしまうのだ。
いい加減にして欲しい!ここまでおバカな政府だとは!
しかも3月4日には各政党党首との面談を設定し、
25日までにウイルス患者が減少しない場合には緊急事態法も
視野にいれたいと各党首に伝えたらしい。
ニュースを聞いていると各党首もそれに強烈に反対するわけでもなく、
それは承服しかねると言うに留めたようだ。
そんな反応の仕方で良いのだろうか、
緊急事態法などを安倍氏が提示すると言うことは
その意図の裏には当然改憲、日本の有事化における軍国主義導入などの重大な
意図が隠されていることは過言ではない。
安倍氏のDNAの中には祖父岸信介の売国奴としての血が流れていることは周知の事実だ。
日本は落ちるとこまで落ちないと国民にはなにもわからないのかもしれない!